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ウルトラごった煮

初めてVtuber推し続けた1年で感じたこと振り返る

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先日、推しのVtuberであるエリー・コニファーさんが3D化され、
その記念すべきセレモニーとして3D配信が行われました。
しっかり推してきて本当に良かったと実感したお披露目会でした。

エリー・コニファーさんを知り、推すようになって約1年。

いろんなものをいただき、背中を押してもらいました。

ちょうどいい節目でもありますし、beatmaniaIIDXの初心者としての記事があるのなら、
Vtuber推しとして今まさに振り返ってみてもいいのでは?
と思い、推すまでの略歴と推してからの気づいたことを振り返ってみました。

1.自分がVtuber文化になじむまで


時系列的に書いていきます。

2018年?月頃(多分初旬) 輝夜月で初めてVtuberを見る

声が首絞めハム太郎と話題になり、見る。
Vtuberの中ではこの人が気に入ってるのかもという感触。
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改めてみたら字幕ついてて笑った

2018年?月頃 月ノ美兎を知る。

ヨーロッパ企画の動画をひたすら見てました。
当時は目の付け所がすごい人だなぁ・・・と思いながら
おもしろ動画的な感覚で見てたと記憶しています。
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2018年7月頃 作曲家Vtuber バーチャルねこを見る

あ~ そんな人がいるんだなぁ曲調もなんだか自分好みで不思議な存在だぁ
とおもいつつねこ活動をだらだら見る日々。
この時期位にIIDXをプレーするVtuberとしての社築を知ったり、
マリリス組の由持もにを見てはゲラゲラ笑ってたりしました。

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バーチャルねこさんのねこ活動はShort動画に通ずるものがあり、ついつい見てしまいます。
(BGMの作曲もご本人です)

この間にだいぶ空白が空きます。

2019年2月頃? Youtuber見る

多分この辺でコロナ禍に突入するわけですが、
巣ごもりでやれることも限られ、そういえばYoutuberって敬遠してるけど、
しっかり見たことないなぁ?と思い、たまたまヒカルと遊楽舎を見てフーーーンって思いながら
見始めます。 その後はほとんど追ってないです。
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2019年6月頃? 東海オンエアにハマる

ずっと在宅勤務の日々が続くわけですが、人と話ができずにさみしい日々を送る中、
東海オンエアの動画が心の支えになります。 なんてことだ。
同じ地元の人という色眼鏡抜きにしても企画が面白いので見ちゃうんですよね
で、ここでおめシスとぽんぽこチャンネルを見るという道につながり、
再びVtuber文化に触れることになります。
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2020年7月頃? しぐれうい先生経由で企業勢Vtuberに触れ、大空家付近を見始める

実は2017年頃に三重県鈴鹿市の図書館で脱出ゲームの企画があり、そこで
しぐれうい先生を知ったのですが、Vtuberになっていることを知り、
そこから大空家や27とJKの動画を見るようになります。
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舞元とか犬山たまきとか神楽めあを知ったのがこの辺です。
特に企画系の動画が多かったので、これをきっかけにいろんなVtuberを知ることになります。

その過程でにじさんじという土壌に一定の信頼を見出したことにもなります。

2021年1月 エリーコニファー女史を知る

そしてここに至ります。きっかけは別記事を参照のこと。
君は見たか聞いたか、エリー・コニファーを - funde-rectangleのブログ
ファンクラブのプレミアム会員になるほどには立派な推しとなりましたとさ。



2.どんな人を推したの?

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にじさんじに所属しているお花の妖精 エリーコニファーさんです。
くどいようですが詳しくはこちらをご覧ください。
君は見たか聞いたか、エリー・コニファーを - funde-rectangleのブログ



3.Vtuber推してどうだった?

色々気づきがありました。 これはハマるだろうなぁとか
そういうこともあるよね・・・とか。

(1)キャラクターなのに人間味を強く感じる

Twitterでとある意見を見ました。
Vtuberがキャラクターではなくタレントである。」
言い得て妙でした。

アニメのキャラクターにも人間性というものは描かれていますが、
もっとリアルに近く、リアルタイムで人間バラエティを見ているような感覚です。

姿かたちは違えど、やはりその立ち振る舞いはまごうことなき人間に近く、
遅刻もするし体調不良にもなる。 そして考え方にも可塑性があったりなかったり。
ご都合主義では見られない人間模様の中で、自分の好きな趣味やゲームを語るのです。

まさに「かわいいだけではない何かがある」というのがポイントなのでしょう。

これの面白い所はこのキャラクターが好き、よりも~のゲーム配信が面白い という
出来事にフォーカスして好きという意見が出てきているところですね。
まさに芸能人でいうこの人の~の番組でのトークが面白い という点でシンパシーを感じますし、
決して「推す」という強い視点で無くても、なんとなく好きなんだという気持ちで見るのも有りだと思います。


自分の場合はエリーコニファーさんがIIDXをプレーしているというだけでなく、
いろんな世界を見せたい、とか自分はこういう考えをもって動いているんだということに対する
表現力の豊かさが好きで追いかけ続けているというのがあるんじゃないかな、と振り返っています。

仮にIIDXをやめたとしても、今のペースよりかは落ちる物の、
ちょくちょくは見返したりするんじゃないかな、って思います。
(今の時点でそんなことを考えるのは無粋かもしれませんが)


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余談ですがかつて太田光を追いかけてた時期もそんな動機だった気がしますし、
今でもちょくちょく見てますという具合です。
詳しくは太田氏の著書「三三七拍子」を要チェケラ。


ただ、その人間性裏目にでることもあり、多かれ少なかれ不祥事も起こしますし、
時に失言したり性格が合わなくなったりします。その辺りは推すという点では素直に見切りをつけるか、
棲み分けて考える、マシュマロなどで意見してみるという立ち回りは必要かもしれません。
(結局のところこの辺りも芸能人と同じ考え方になるんじゃないかなとは思います)


(2)フィードバックがある

これはいわゆる配信をメインに据えた「ライバー」という種類のVtuberに多い傾向ですが、
配信中のコメントやTwitterで本人に言及した時のいいねRT、ファンアートへのいいねがとにかく多く、
これをメインにしている人も数多くいるのでは、と思います。

配信中のコメントにも時々拾い上げて何かを述べてくれるし、
スパチャというお金が乗ったコメントならば名前あるいはコメントそのものを読んでくれたりします。
コロナ禍で人肌恋しいことも後押ししてこれにハマりこんだ人もたくさんいると思います。


コメントであれいいねRTであれ、テレビのように一方通行のコミュニケーションではないところが
このフィードバックになります。
芸能人なんかだとファンレターを送って届くかな?どうかな?というレべルにとどまりますが、
前述の人間味も含めて密なところに居るように感じます。

良くも悪くも密で、フィードバックも速いといえるのですが、
故にしっかりと向き合ったり、マナーやモラルを守って接するべきと思った次第です。


ただ、ユーザーからのフィードバックによって形作られるというメディア展開はVtuberだけでなく、
例えばアイドルグループ「22/7」などでも見られるので、こうした形が流行りなのかなとも思います。

22/7(ナナブンノニジュウニ)
↑ユーザーの意見によってアイドルの性格、名前が決まることがあるようです。


自分も記事を書いたり絵を描いたりする身として背中を押していただいていて、
エリーさん本人だけでなく、たくさんのエリ草さん(エリーさんのファンの総称:いつもありがとうございます!)
からいいねRTをいただいて励みになっておりますが、甘えすぎず、己を見つめることは忘れないように
精進していきたい次第ですね。


(3)意外と休止期間がある

これがなかなか堪えました。
失礼ながらエリーコニファーさんは持病の頸椎ヘルニアで配信はおろか、Twitterも全く浮上しなくなっており、
せめて生存報告だけでも・・・と願っていましたね。 近頃は何かしらツイートはしていただけているので、
そこまで不安になることはありませんでしたが。 

エリーコニファーさんは持病の頸椎ヘルニアがあるし・・・と思っていたのですが、
実際はほかのVtuberさんも心因性の不調や体調不良で長期間お休みするというケースがかなり多かったです。
何時間もゲームをしていたり、意見やコメントを拾い続けながら活動をするのは持病を持ってなくても
さぞ大変なことだと思います。 推しは推せる時に推しておけという言葉はありますが、
できるだけ長く追いかけていられるためにも、ゆっくり待つという覚悟も時には必要なのかもしれません。


とかく配信者は忘れ去らることに恐れを感じている傾向があり、
そうした点で不安を感じていることはもしかしたら多いのかなとも思いました。

ちなみに個人的に何かできることは無いかな、、、と思って始めたのがbeatmaniaIIDXでエリーコニファーさんが
選曲した曲でのBPアタック「ELI528アタック」だったりもします。

beatmaniaIIDX BPアタック「ELI528アタック」実施要項 - funde-rectangleのブログ


4.ところでなぜにじさんじ内で推すようになったか?

にじさんじという土壌に一定の信頼を見出したことにもなります。」と述べましたが、その理由を綴っていきます。

※実のところ言うとちょっとだけホロを見たり、かつてアマリリス組を見たりしていたのですが、
 結局のところにじさんじというグループをよく見るようになり、推しもその中で見つけることになりました。

(1)事務所全体の方向性が自分の好みと合致していると思っていたから

ズバリ「かわいいだけではない何かがある」からこそ見ているわけですが・・・

それを裏付けると強く感じたのはほぼ日刊イトイ新聞のMOTHERに関する対談です。
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↑の動画は糸井重里のサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にてMOTHERについて
ゲーム原案の糸井重里氏、ゲーム実況者のコアラさんを交えての対談です。

自分はVtuberはあくまでバーチャルであるという特性のみに特化したもので、
こういったおちゃらけたネタとしてではない場所でコメンテーター的な立ち位置で出演したり、
真っ向から論ずるという機会はないんだろうなぁと思ってましたが、
事務所的にこういった活動を許しているという点に、カルチャー的な面でアプローチできるという可能性を見出しました。
性格以外の部分でも個性を引き出すことができるのはいいですね。

個人的にはただキャラクターがかわいらしく動いているだけではここまでハマることはなく、
人間性であったり、趣味嗜好の部分を酸いも甘いもクローズアップしてくれるし、己からもできるという
特徴がある故に見続けることができたと言えます。
ポップンミュージックのリゼットも同様で、スウェーデンに住んでいるという設定がより深みにはまる要因となりました。)

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カルチャー面でいうならば隔週番組「にじさんじのB級バラエティ」もオススメです。



この辺りの環境とエリーコニファーさんの配信に対する方針や人間性との親和性が高かったので、
推し続けられたんじゃないかな、って思います。

(2)非公式Wikiの初心者向け情報が充実している

自分はVtuberの配信を見るのもコメントするのも初めてで、マナーもモラルも特に分かっていませんでした。
音ゲーマーとして主張しすぎたり、既存の環境を踏みにじってしまうことがないよう
心掛けているつもりですが、 最低限これは守っておこう!という記事があるのは大変心強かったです。

気をつけよう! - にじさんじ Wiki*
「ちょっと考えればわかるでしょ」って思うのかもしれないけれど・・・
多分伝書鳩とかスパムへの指摘コメントは、こうした形式できちんとわかってないとやってしまう人は多いんじゃないでしょうか。
知らなかったら自分もやってると思う。

「己が考えて行動せよ」はその通りですが、マナーやモラルの大枠の範囲までそうなってしまうのは
Vtuberに限らずどの界隈においても良くも悪くも狭めてしまう要因になりがちです。

これについてはにじさんじ全体だけではなくライバーそれぞれに対する特性も込めた注意事項を1つの記事にまとまっているのは
とてもいい見せ方だと思います。 


5.〆


Vtuber文化からは本当にいろんなものをもらったし、いろんな世界を知るきっかけにもなりました。

ただ、今のペースで推せるのはおそらくコロナ禍の生活リズム故ともいえますし、
全部が全部の配信を追えるわけでは無く、スパチャも生活との兼ね合いで無理のない中で送ることにしているので、
それこそ自分のペースで推すのが一番なのかなと思っています。


とにかく気軽な感じでスポット的にでも見れるんだよ、ということがこの記事で何となく伝わったらいいなと思っています。
あなたのイチオシが見つかりますように。