funde-rectangleのブログ

ウルトラごった煮

ポップン星人がIIDXDPを始めてみた

もう始めてからすでに10年が経つんじゃないかって気もしますが...



ポップンIIDXのDPは
親和性がある

これを書き留めておきたくて、文章をしたためています。
つまり、ポップンをやっているならIIDX DPで有利に立てる、
すなわちプレーしやすいのでは、というプレゼンです。

DPのハウツーについてはあらゆる人が動画や配信、ブログ記事にて説明してくださっているので、
この記事ではターゲットをポップンプレイヤーに絞る、をテーマに話していきます。

1.この記事のターゲット層

ターゲット層をポップン星人(所謂ポップンプレイヤー)に絞るといっても
その幅はあまりにも広すぎると思うので、自分の中で想定している前提を書き出してみます。

  • IIDXはSPでも数クレでも触ったことがある(ノーツの色に慣れてる)
  • 所謂エンジョイ勢で腕前よりも楽しくプレーすることのほうが優先度が高い
  • 気になるけど、DPって上級者だけがプレーできる神々の遊びなのでは…?のイメージがある
  • ポップンミュージックをそれなりに触っている(現行レベル42、42くらいまでクリアできる)


つまりはIIDXの遊び方はそれなりに分かっていて、DPに対して先入観がある人...
といったところです。先入観がなくても、魅力再発見という意味でも見ていただけたら光栄です。




もし腕前を重視しているのであれば、「IIDX DP 初心者」などで検索すると、
運指を含めた指南をされている記事が出てくると思うので、そちらを参考にしてみてください。

自分にとってDPはそこまで腕前を意識しなくても十分楽しめるゲームだと思っているので、
どういう手段であれ、まずはノーツを拾えるようになるところから。という考えです。

2.筆者について


ちなみに筆者はDPやポップンにおいてどのような人物であるかというと・・・

ポップン歴15年(2023年) 初プレーバージョンは16 PARTY♪で全解禁後でした。
・一番好きなキャラはリゼット
 (好きすぎてスウェーデンに2回いきました。面影を探しに。)
IIDX DPを始めたのは2013年頃(SPADA~)
・当時ポップンの最高クリアは48(プログレッシブEX(100秒)のみ)


といった具合です。言うならばポップンにてキャラわずらいを抱えて生きている
音ゲーマーといったところでしょうか。
ちなみにDP九段です。


funde-rectangle.hatenablog.com
スウェーデン楽しかったな~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ~~~~~~~~~~~~~また行きたい




当時DP初心者なりに考えていたこととか気づきも含めて書いていこうと思います。
個人的な意見が大半を占めているので、ご容赦くだださい。
(SPと比較する部分もありますが、決してSPを足蹴にする意図はありませんので、
そちらもご承知おきくださいまし...)

3.IIDXのDPの良さをポップンと照らし合わせてみる


さて、IIDXDPにはいろいろと魅力はあるのですが、ポップンの特徴と見比べて
どういうメリットや面白みがあるのか。

3.1 演奏感を感じやすい

SPやポップンと比較すると、ノーツが一か所にまとまることが少なく、
どの音を押しているのかが直感的で分かりやすいです。

例えばポップンでも、混合フレーズや左右別フレーズといって、
右手左手で演奏する内容が完全分割されているケースがあります。


▲フラワーポップEXの終盤なんかがそうですね。
 右手で同時押しピアノ、左手で階段パパパーの地帯。


DPだとこの譜面傾向が特に多いです。1P側はドラム、2P側はピアノ…みたいな感じ。

ポップンの1ケタ台のバージョンだと音の大きさでそれが分かるような曲が多かったのですが、
DPは押してみて納得、という譜面が特に多い印象です。

▲これはn'pa pa BBQ DPA(☆11)。片方で階段をさばいているので、
 メロディを奏でているのがパッと見で分かります。

この譜面傾向では所謂横認識という、1P2P側でタイミングを合わせるというテクニックが必要になってきますが、
ポップンは左右別フレーズや同時押しでそれを求められるシーン
特に多いので、培ったスキルがこうしたところで活きてきます。

それでいて、ノーツが取れるようになってくると、
何を押しているのかはわからん…という困惑は比較的避けられるじゃないかと。
(☆11くらいになってくると難しくてわからん…も出てきますが、
 npapaBBQ DPAのようにそれでもこれはピアノロールなんだな…
 のように視覚的にわかりやすい面が多いので、何を押しているかはとりあえずわかる、
 といったところではないでしょうか。)


そして、ただ演奏感があるだけではなく、
一時的に1P2P側が入れ替わるという譜面もあり、プレーヤーを飽きさせない工夫もバッチリです。
広くレーンが用意されているが故のメリットとも言えます。


▲これはLUV CAN SAVE Uの一部分。同じボタンを繰り返し押す、所謂軸押しが途中で1P⇔2Pで入れ替わります。


3.2 体全体を動かしてノーツを取りに行く譜面もある

ポップンは左右振りといって腕を大きく動かしてとる譜面傾向があります。
SPだとそういったものはありませんが...



▲極端な例ですが、ショウワカヨウREMIX Hのこういうのとか。


IIDXのDPもお皿と鍵盤を組み合わせてとることになると、ポップンと同じような動きになります。
DPでは所謂「着地」と呼ばれる譜面傾向がこれにあたります。


▲☆3でも、セカンドピアス SPNでそれっぽいのがでてきます。

▲「着地」の部分の手元を見てみるとこんな感じ。
 ポップンでいうと、緑→黄色の順にボタンをとるくらいの動きです。
 これくらいのハネ具合が癖になります。


SPは形を変えることはあれど、押す指を固定する、所謂固定運指がメジャーなので、
ポップンのように大きく腕を動かして変えるというような遊び方はありませんが、
DPだとこの「着地」でそれを楽しむことができます。
※厳密にいうと皿が絡んでなくても、大きな動きが必要な場面に直面することはありますが...

3.3 手のひらを広げてプレーする

ポップンではボタン2つの同時押しをとるためでも
大きく手を開いていたんじゃないかと思います。

DPはてのひらいっぱいに1P/2Pどちらかの鍵盤が
すっぽり覆われます。 これがホームポジションというやつです。


ホームポジション


指をきちんと広げてノーツをとるのは体がおぼえている...はず
ポップンやっている分、この点についてはさほど気にするポイントではありません。
序盤ではあまり出てきませんが、白鍵盤の左端(1)と右端(7)のトリルや同時押しに
対応しやすいかと。


※ちなみに実生活においてちょっとだけ恩恵があり、キーボードを打つのが早くなりました。 
 小指を使う機会がDPで増えたので、ちょっとだけ仕事の効率があがったという。

3.4 肩幅を広げてプレーする

SPで腕を内側に寄せることになると肩や腕苦しい…という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。(筆者ががまさにそうでした)

IIDX DPはポップンと同じように肩幅を大きめに広げてプレーできるので
このあたりがちょっとだけ楽に感じたり、負担になりにくいのがポイントです。


個人的にはこれが続けられる1つのポイントとも言えました。
仕事はデスクワークなので体勢を整えて体に負担をかけないようにするのはとても大事なので...


▲こんな感じ。 SPだともう少し内側に腕をもっていっているはず。


3.5 推し曲に対する追及の幅がどこまでも続く水平線よりも超広大

IIDXには2つのプレースタイルがある


と思うじゃないですか?



・SP
・DP
・DB

ほら…なんか見えません...?


そう、DB(ダブルバトル)です。
簡単に説明すると、1P、2Pに同じ譜面を降らせるスタイルです。

イメージ的にはポップンのバトルモードを1人でプレーするやつですが、
レーンは1つにまとまっているので、圧倒的に見やすくなってます。


note.com
この辺りは星晶 有実さんがDes-ROWの曲「World Wide Love」をテーマに
詳しく紹介されています。「戦える」嬉しさという金の言葉を添えて。
ぜひ一読を。最悪DPやらなくても。

3.6 キー音がたくさんある

へーーーーーーーーー遊びやすそうなんだ。
でもポップンには隠しボタンみたいなお遊び要素があるじゃない?
ガチガチガチ硬派ゲームのIIDXにはあるのかい?




冷静に考えてください。


1つ1つのノーツが
その音を放つサンクチュアリ
また広いわけです。しかも16個もある。


つまりですよ



www.youtube.com
▲こういうことができるわけですよね
 しかもLIGHTENING MODELなら録画もできる!!!!!
 みんなも怪奇プレー動画作ってレッツシェアリング


4 プレーのコツを教えてよ

じゃあDPを触っちゃうぜ!と思ったときに
プレー方法などは前述の通り、「IIDX DP 初心者」で運指は出てきますが、
もう少し直感的なアプローチで分かんないかな?ということで書き出してみます。

この辺りは月並みなことも出てくるかもしれませんが許してほしいです。




▲指はホームポジションに置く、というのが基本的な指南ですね。
 こんなかんじ。 どの指をどこに置くのかはググってみてください。
 結局自分の記事で解説しました。ややわかりづらいかもしれませんが、参考に。
 
funde-rectangle.hatenablog.com

 

4.1 ハイスピは遅めに設定する。

基本的なことですが、目安を。
筆者はSP当時 緑数字310だったけど、370くらいにしてました。
実際400とかもっと遅かったかも。

徐々に緑数字を下げていくといい感じです。

4.2 押したノーツから見て左右どちらにあるかという判別をすると押しやすいかも

どんなことにも言える事柄ですが、いきなり同時にすべてのことをやろうとすると手が回らなくなります。 
マルチスレッド(並行)ではなくシングルスレッド(単一)で物事をこなすのが良いのですが、
DPも、譜面を認識して押すまでの工程をゆっくりやっていくのがコツです。


①1P/2Pサイドどっち?
     ↓
(②前に押したノーツからみて左右どっち?)
    ↓
③黒鍵盤白鍵盤どっち?
    ↓
④どの鍵盤を押せばいい?


①は比較的に瞬時にわかると思います。
④は最初のうちは複数の指を使ってべちゃ押しで全然OKですし、
 それでクリアも全然いけちゃいます。


▲①~④を赤丸部分に来た時に考えて押す、というのがいいかも。


7つの鍵盤は己の指の数よりも多く、混乱しやすいのですが、
自分は②の方法で押す指を覚えた、といったところです。

よっぽど序盤でしか使わないですけどね。でもファーストステップが踏めるのは大事。



▲例えばこんな感じ。 次は右!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




▲同色だとあんまりだけど、これが違う色になると特に効果を発揮します。


とりあえずこれができればクリアはできます。
もう1曲遊べるドンできます。
ゆっくりでも、できるようになればできるほど、楽しめるし、
押せなかった部分が分かりやすいので、上達に関してはそんなに心配しなくていいかと。

5 オススメの譜面教えてよ

【イチオシはちらちら・はらはら(☆2) DPNです。これだけでも覚えて帰ってください。】

イチオシは
ちらちら・はらはら(☆2) DPNです。


これだけでも覚えて帰ってください。

  • ☆2の曲数は少ないので難易度別フォルダですぐにみつかる
  • 曲のテンポとしてはゆっくりめ
  • 同時押しは出てこない
  • リズムに合わせて押せる
  • ノーツ1つ1つが降ってくるのが遅い目。

バージョンは「24 SHINOBUZ」です


www.youtube.com
オトカドールの曲でこんなにやさしい譜面があるのはいいですね


5.1 ☆2

正直あんまり譜面数がないので、数曲できたら☆3に挑んでいいんじゃないかなと思います。


白露の風 DPN (22 PENDUAL)

www.youtube.com
▲常盤曲で☆2が練習できる。最高ですね。 これも単押しメインです。

connective DPN (20 tricoro)

www.youtube.com
▲☆3に向けて慣らすならconnective DPNかな。 ちらちら・はらはらより密度はありますが、
 単押しがメインです。

CALL DPN (19 Lincle)

www.youtube.com
▲番外編。☆2にしては難しすぎるので、☆3が手ごたえ強すぎると思ったらプレーするのが吉。

5.2 ☆3

正直ここまでできたらかなりDPを楽しめるようになると思います。
このあたりの譜面ができてきたなら、自分で☆3探ってプレーするのもできてくるんじゃないかと。

☆3も曲数が少ないので、難易度別フォルダですぐ見つかると思います。


LUV CAN SAVE U DPN(20 tricoro)

www.youtube.com
▲同じボタンを繰り返し押す譜面が主体なので、最初だけ間違えても大丈夫。
 まずはこれでボタンの位置を復習するといいかもしれません。
 己のリズム感のソムリエにもバッチリです。

セカンドピアス DPN (26 Rootage)

www.youtube.com
▲1P鍵盤、2Pお皿 みたいなのが降ってきます
これがまた楽しい フンフンフンフン…と自分の中でリズムを刻みながらやると◎
っていうかこれ歌詞やばくないすか

wanna be a "BAD GIRL" feat. Nana Takahashi DPN (30 Resident)

www.youtube.com
▲サビのリズムが1P2Pで分割押しになってますがこれがなかなか楽しい
 さながら指先で足踏みしているような感覚を覚えるのがいいんですよね
 曲もファンクポップという甘辛な感じが◎◎◎◎◎◎

Spica (7th style)

www.youtube.com
▲難易度別音源はwacの醍醐味だよね

WISE UP! (18 Resort Anhtem)

www.youtube.com
▲1P2P交互にお皿がくる。 鍵盤を気にせずにお皿を脳死でタイミングに合わせて
 とればいいんですが、それなりに大きく体を動かすので楽しいです。

Wanna Party? DPN (15 DJ TROOPERS)

www.youtube.com
DPの楽しい要素がグッッッッと凝縮されています。 ☆3はこれができるようになるのを目指すといいかも。
 今プレーしても超楽しいです。 ワナパにはこの先段位でもお世話になるのですが、
 つい腰を揺らしたくなるくらいノリノリでプレーできる曲がそれだとうれしいですね。


6. でもDPってさぁ...

難しいんでしょ?神々の遊びなんでしょ?
そんなことはありません。

なにがそうさせるのか。
自分が初心者だったことに思っていたイメージとそのギャップを紹介します。

6.1 無理皿や無理押しがあるんでしょ?

ごく一部の譜面に限ります。
無理押しは己の指の数以上の同時押しノーツということになりそうですが、
そういった譜面もありません。


・・・といっても信じてもらえなさそうなので、直感的にいうと
ポップンの無理押し譜面くらいの頻度でしかないです。
ポップンの同時押しも最大6つまでしかでてこないですよね。


連皿がある譜面は基本的に鍵盤が降ってこないことが多いので、
安心して遊ぶことができます。


▲ヒップロック3 DPA。 なんと移植されているんですよ。
 連皿中には鍵盤が降ってませんが、☆12でも大体こんな感じです。

この連皿中にお皿が降ってくるケースが少ないのは
お皿を回すのが大好きな人にとってはもってこいのメリットではないでしょうか。
1日三食皿でも飽きんわ!!という方は是非DPを。 1P2Pのお皿を交互に回すの超楽しいよ


6.2 ノーツ数がSP以上に多いんでしょ?

難易度に対するノーツ数はほぼ一緒です。



▲新曲で照らし合わせてみても、そこまで著しくおおきな違いはありません。



▲☆9の譜面で比べるとこんな感じ ハイスピは一緒です。

6.3 1回DPにして合わなかったらやめられないんでしょ?

段位認定やアリーナモードを除いて途中でSPにすることも可能です。
(STEPUPやスタンダード、プレミアムフリーなどが対象。)

なので、もし少しDPやってみて合わないな...とか
やっぱりSPをやりたいな と思ってもすぐに切り替えられます。
※緑数字などの設定はSP/DPそれぞれ別で設定されます。


▲選曲画面で...


▲テンキーの3を押せば...


▲ようこそDPへ!


そしてこのモード選択にはなんと名称があり、その名も

オープンユアワールドシステム

中二病をモチーフにした21 SPADAで登場したがためにこんな名前に…



最近はポップン筐体よりもIIDXのほうが多いので、
やりやすくはあると思います。


一通り見て気になった方はレッツ、
オープンユアワールドシステム!











































































X 多分DPを超プレーしている人もこの記事を見ているね?ポップンはいいぞ

大体こうしたDPに関する記事をみているひとは上級者の人もいるんじゃないでしょうか。

というか大半がそうなんじゃないかな・・・ 
逃がしません。諦めてください。
ということでこれをちゃんと覚えてから帰ってもらいます。

X.1 ポップンで自キャラを見つけると自分のアイデンティティになる

IIDXのムービーのようにポップンにはそれぞれ楽曲に担当キャラが1人用意されています。
そしてそのキャラクターを自キャラとして選択することができます。
弐寺でいうとレーンカバーやグラフエリアに絵を設定するような感じ)



▲自分はリゼット(8-2P)を設定しています。
 眼鏡なのとシトラス&ベリー色のサマードレスが最高

男女も学生もメガネも動物もけもなーも無機物もゆるキャラ
有象無象が合わせておよそ570。このうちバージョン違いで別衣装のキャラもいるので、
1キャラ当たり少なく見て2衣装と考えても1000件以上の組み合わせになります。
(もっといるはず)

そして何より一番重要なことをお話ししますが
この
キャラクター設定には
解禁要素や
ガチャ要素が不要です。


最新楽曲の立ち絵に設定するなど、細かい部分では解禁が必要ですが、
570近いキャラがほぼすべて解禁無し、1クレ内で設定できます。
ガチャの恐れもあるこの令和になんと素晴らしい福利厚生!


IIDXのクプロのようにポイントをためて交換という必要がなく、
即時嗜好アクセスシステムが整っています。
それがポップンミュージックの真の姿です。


古来からポップンをやっている人にとって、
ポップンのキャラ選は1つのプロフィールになっていて、
〇〇(キャラ名)の人といわれることも珍しくありません。
※筆者だったらリゼットの人と認知されているのかも。

キャラクターもそれぞれに名前がついているので、
名前を伝えただけで特徴などが伝わりやすく、
ちょっとした会話のきっかけにもなるのがいいポイントです。


腕前ももちろんですが、お気に入りのキャラを探すというスタイルでも、
ぜひポップンミュージックをプレーしてみてほしいですね。








▲やっぱ無印良品のボーダーカットソー便利だわ