funde-rectangleのブログ

ウルトラごった煮

ストックホルム市内のゲームセンター「HeySthlm」に行ってきました

新婚旅行でスウェーデンフィンランドに行ってきたのですが、

その際に噂のHeySthlmというストックホルム市内のゲーセンに訪問しました。

 

開店休業状態でしかもやるやる詐欺かまして放置しているし、

せっかくなので体験記とアクセス方法をば。

 

足りなさそうな情報は後から書き足します。

自分でも不明な点もあるので、参考にする際は自己責任でお願いします。

 

 

 

1.HeySthlmまでの道のり

 

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ただいま、スウェーデン!!!!

 

 

 

さて、2018年8月7日午後9時。スウェーデンゴットランド島観光から帰ってきた後、

泊まっていたホテルから近いこともあり、またリゼットのお祝いもしたかったので、

パブROQ内にあるゲーセンHey Sthlmを目指すことに。

 

お店の名前のSthlmはいろんなところで見かけるのですが、

ストックホルム(STock HoLM)の略のようです。

 

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最寄りのおでんプランOdenplan駅。緑(Green Line)の路線です。

北欧諸国の名詞は空耳感のあるものがホント多い… 嫁といろいろネタにしてました。

狂った上司がいたり、夫がATMだったりとんでもない地域だ…

 

駅からの地図は下記の通り。

ちなみにストックホルム中央駅からなんとか歩いていける程度(30分くらい?)の距離ですが、

市内観光するなら、24時間チケットなどを買って地下鉄で行くのがベター。

 

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ピンを置いている場所が上の写真の場所です。

COOPという緑色のロゴのスーパーと同じブロック内にあります。

そのスーパーの近くに下記の骸骨マークのROQへの案内看板がみえるので、

それを頼りにすればたどり着くことができます。

 

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写真を撮ったのは午後9時。白夜とはいえこの時間になると暗くなるようです。

 

 

しばらく歩くと下記写真のような小さな入口が見えるので、

この扉入ってすぐ右に、ROQの入口があります。

 

 

先に説明したように、HeySthlmはパブROQの中にあります。

ビリヤード場もあって、Rockとキューを合わせてROQなんだとか。へー。

 

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2.店内の様子とプレー方法

 

よくみると入り口にHeySthlmのタイトル看板も。

 

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RoQ入って左側にみえるのがこのトークン販売機。

 

 

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スウェーデンではキャッシュレス化が急速に進み、

クレジットカードがどこでも使えて、

さらには現金が使えないカフェやお店もあるのですが、

 

この交換機はクレジットカードが使えません。

 

あらかじめ外貨両替で交換する、

カードキャッシングでATMから引き出すなど、スウェーデンクローナ(以下SEK)は用意しておきましょう。

(1SEK=およそ12円)

 

最初僕は10SEKしかつかないと思い、困惑してましたが、

現地のビアードでキャップをかぶったjubeatプレイヤーのナイスガイ
が、他のクローナ紙幣も使えることを教えてくれたおかげで、トークンの引換ができました。

その節は本当にTack!でした…

 

ちなみにストックホルムでは英語が普通に通じるので、店内の会話も
英語でなんとかなりました。

 

PASELIも使えるようですが、日本で使ってるeパスをかざしてみても、

PASELIが認識してくれなかったので、やはりトークン交換が必要のようです。

 

HeySthlmエリアはビリヤード場の奥にあります。

 

 

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店内にはアップライト筐体もあれば

 

 

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ダラバやビシバシもありました。

別の場所にはグレートチャンピオンビシバシも。

 

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e-amusementはつながっているようですが、

音ゲーはすべて1つ前のバージョンのようです。

 

 

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肝心のポップンはエクラル。

 

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ポプカの排出はできるようですが、何のバージョンかは未確認。

 

 挑むのは当然あの曲だよ!

 

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結果は察してください。

 

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ボタンは一般的には軽い部類のボタンでした。

指押しもバッチリできちゃいます。 つながらなかったけれども。

 

 

3.推しキャラの生まれ故郷でポップンプレーしてきました!

 

 

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けど、ちゃんと祝ってきたから!!!!!

おめでとう!!!!!!

好きなキャラクターが生まれた国で誕生日を祝うなんて、

こんな日が来るとは思ってなかったです。

ホントにこれまで生きててよかったと感じたし、付き添ってくれた嫁には

本当に感謝してます。ポッパーでかつその辺理解してくれる人と結婚できてよかった…

 

ちなみに僕のとなりでミュゼカが稼働してたのですが、

激アツマジヤバチアガールやってる人がいました。こちらでもひなビタ人気なのね!

 

この日は夜も遅かったので、1クレだけプレーしてホテルに戻ることに。

 

北欧諸国はスーパー以外の飲食店や雑貨屋さんの閉まる時間が日本よりも早く、

平日でも飲食店は22時、雑貨屋さんは17時にはしまってしまいます。

 

訪問した時間帯(21時)はほかのお店がしまっているためか、

IIDXに待ちがいるくらい人がいました。日本のゲーセンほどではないですが。

 

 

2021/11/27追記:dreamさんの設置情報によるとどうやら撤去されてしまったようです・・・

 

 

4.IIDXもプレーしてきました

 

 

翌日、8月8日。

買ったトークンが余っていたのと、ホテルからそう遠くなかったので、返すためにも

またHeySthlmへ。

 

訪問したのは18時ころなのですが、ガラガラでした。

そのため、こちらの存在に気付いたのか、入店時にカウンターのお姉さんからパスポートの提示を求められました。

 

何を言ってるのかさっぱりだったのですが、嫁がIDという言葉を聞いてパスポートじゃない?と。

英語できないのによくわかったな…さすが嫁…

 

 

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IIDXはSHINOBUZ。

 

 

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ずんださん誕生。

 

 

クレジット設定は海外稼働と同じ扱いらしく、

レジェンダリアはすべて解禁状態でした。

 

 

 

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日本じゃみなさそうなこの並び。。。

 

 

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せっかくなので削除されたReady To Rockit Bluesしてきました。

アイムゴーン。

 

 

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IIDXのすぐ裏にはアルカディアポップンポスターが。

ポ9が稼働したころのポスターじゃない?と嫁。おお、確かに。

 

ただ、新婚旅行ということもあり、IIDXを1クレプレイしたらそそくさに

退散しました。

 

日本の音ゲーが海外でも人気のようで、

アーケードの音ゲーが続くよう、大事にしていきたいなという思いが

強くなった次第です。

 

また来れるといいなと思います。

 

5.営業時間、住所等



【店名】

 RoQ (HeySthlmはその一角)

【住所】

 Gyldéngatan 2, 113 27 Stockholm

【営業時間/年齢制限】

 ※公式ページより引用

 月曜日〜木曜日:18:00〜01:00

  年齢制限:18歳

 金曜日:18:00〜01:00

  年齢制限:20歳

 土曜日:18:00〜01:00

  年齢制限:20歳

 日曜日:18:00〜01:00

  年齢制限:18歳

【最寄駅】

 Odenplan駅

 

治安が比較的良いと聴くスウェーデンですが、

昨今の移民問題で夜中の犯罪も少なくないと聞くので、

夜遅くに来店される方は注意。

 

Youtubeで冬の時期に来店しているレビューがあったので、全シーズン営業しているみたいです。

 

北欧ツアーは冬シーズンになると

ホテル+航空券で往復15万ちょっとでいけてしまうので、

HeySthlmだけに行きたい人は冬に行くのがおすすめかもです。

乾燥しているので思ったより過ごしやすい冬です。

 

ストックホルム市図書館が近くにあるので、

ついでに寄ってみるのもいいかもしれません。

 

 

 

余談。

その後はパン食に飽きはじめた嫁が米を食べたいと申すので、

そのすぐ向かいにあるItamaeというチェーン系寿司屋さんへ。

 

 

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ストックホルムは地元料理店の数を凌ぐほど寿司屋さんがひしめいています…

 

目の前にROQへの道が見える場所で。

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自分はJou(109SEK)を注文。

デンマークで一度爆死した寿司ですが、お米がもっちりしていておいしかったです。

この嫁のチョイスも正解でした。頭が上がりません…

 

スウェーデンにも枝豆はあるようなので、ずんだが作れますね!!!!!(?)

 

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ShowYouはキッコーマン

 

ちなみに日本米は現地のスーパーに売っているようで、ちいさな500gパックでした。

 

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メニュー。

ストックホルムは普通のランクのお店で食べるランチの平均金額が

120~135SEKなので、かなりお値打ちな部類です。そりゃあ流行るなあ。

 

 

スウェーデンの今を知ることができて、

いろんなエッセンスをもらうことができた新婚旅行でした。 

 

 

6.そういえば何故スウェーデンにはゲーセンが少ないの?
 (2022/09/21追記)

 

この新婚旅行から4年経ったのち、ふと思ったのでした。
「なぜスウェーデンにはゲームセンターがないのか?」

 

訪問したHey sthlmはバーを併設していて、
さらに映画館などのお店にはゲームが併設されていることがあるようでしたが、
ゲームセンターという専門店はありませんでした。
(ゲームショップはありましたが、ディスクやカセット媒体では売っておらず、
 ゲームカードと試遊台がただ置いてあるだけ、という異質な光景でした・・・)


この他にゲーム機がおいてあるケースは映画館にPUMP IT UPや
セガラリーなどがちょこっと置いてあるというものでした。



日本のカワイイグッズ専門店があったり、
ポケモンのキーホルダーを身に付けてる人が多い割には
そういえばないな・・・と疑問を抱き、調べてみたのですが、
どうやらスウェーデン風営法にあたる法規が関係しているようでした。

 

日本では「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(風営法)が存在し、
警察に許可を取った上で営業可能となる・・・という仕組みですが、
スウェーデンでは風営法に相当する法規は警察ではなく、独立した組織である
スウェーデン賭博局」が管理しており、
Act Concerning Certain Forms of Gaming Machines 」という
法令によって営業可能な方法が定められているようです。


この管理局に許可を取った上で営業できるのは日本と同じですが、
ゲームセンターは所謂spelhallという部類に属するようで、
ゲーム機を置くだけの営業ではNGらしく、飲食店やバーなど、
他業種をメインにしてゲーム機は副次的にしないといけないそうです。
↑この部分を明確に示しているわけではなく、
 主たる目的ではない・・・といった文面でした。
 明確な文献をご存知の方がいらっしゃいましたら、
 ご教示いただけると幸いです。

さらに、ゲームを設置できる数も日本との違いはあって、
日本は敷地面積に対する割合で設置ゲームの上限が決まりますが、
スウェーデンの場合はゲームの設置数は決まっており、
新しく設置するには都度申請と審査が必要なようです。

故に機械が手に入ってもそう簡単には設置はできない訳ですね。
その目的も、若者がゲームにのめりこみすぎないことだそうなので、
まあそうだよね、と納得するしかないのですが。

<出典>

Act Concerning Certain Forms of Gaming Machines (1982:636)


正直このあたりの法律の知識に明るくないので、
何かまたわかったらアップデートするかもしれません。
誤認識等ありましたら、コメントかTwitterにていただけると幸いです。



 

ちなみにスウェーデンで同じようなゲームセンターを探そうとすると、
序盤でも書いた「spelhall」で検索すると結構でてくるみたいです。

 

smalandsspelhall.se

なんとスモーランドにもゲームセンターがあるようで、
グルコスとダガッキとjubeatが置いてあるようですね。
なんとコアな選択・・・