funde-rectangleのブログ

ウルトラごった煮

なぜ今更スウェディッシュHをフルコンできたか。

2019年5月5日。
こどもの日。
パロ京橋店。
ポップンミュージック peace。
ニューキャビネット

ノマゲクリア(多分せんごく列伝)からおよそ9年。
長年にわたる戦いの末、スウェディッシュHをフルコンボすることができました。
結局のところ、正規譜面を絶対の自信をもってあんみつしたら繋がりました。

あまりにも唐突すぎたのと、事の大きさに前身の震えが止まりませんでした。
2ndステージだったため、選曲画面で呆然とするも、
残酷なことにポップン筐体はそれ許さず、はやし立てるようにカウントを刻みます。
(結局たまたまお気に入りにあったアイドルガールHをプレイ)

とりあえず腹ごしらえでもして落ち着こう・・・と同じ建物内のドムドムバーガー
に向かいますが、ああ、なんということでしょう。
声と体が震えて「甘辛チキンバーガーセット」が言えません!!!
恐ろしくなった自分は京橋といえばご飯はここしか思いつかないし、
昨日も行ってたほど大好きなドムドムバーガーから逃げ出します。

オー、ジーザス。 よくよく考えてみればそりゃそうだという話ですが、
声を発さなくても買うことのできるミスドに逃げ込むのでした。
やめときゃいいのに「楽天Edyで」なんて言おうとしてまたしても声が震えて「ら」が言えないのですが、
僕は!!!もう!!!逃げないぞ!!!!

その後、30分近く震えて動けないどころか、ひらパーのポスターを見ては
爆笑し(気がおかしくなっている)YoutubeひらパーのCMをずっと
眺めていたのですが。大阪まで来て何してたんだろう。

それだけ達成感が強く、興奮物質が出るほど感激してしまった訳ですが、
結局何でつなぐことができて、何で約9年もの間つなぐことができなかったんだろう?
ということを帰りのアーバンライナーでじんわりと思い返し、
今後の人生のためにも振り返りをしてみます。
ロジカルに解決したというよりも、むしろ割と精神論的な面が多いです。


1.そもそも呪いとは何か? 


SNSなどでは何度も目にする、呪いとは実際のところ何のことか。
前から見てはいたのですが、ポップンWikiから引用して書き留めておきます。 

・「呪い」とは、「特定の配置について悪い癖がついてどんどん押せなくなっていく現象」の俗称である。
・主に「粘着」や「譜面そのものが同じ配置を繰り返す構成になっていること」が原因で発生するとされる。
・「呪い」というのは「単に悪い癖がついて押せなくなる」ことを指すのであるから
「地力が足りているか否か」に関わらず起こりうる現象である。

出典元:ポップンミュージック上級曲&超上級曲難易度表:その他/「呪い」に関するエトセトラ
<https://hellwork.jp/popn/wiki/?%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/%E3%80%8C%E5%91%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%A8%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%88%E3%83%A9>

呪いというものは存在せず、知力不足が原因であるご意見もあるそうですが、
譜面に差はあれど、レベル44までの譜面はいくつもつながるにも関わらず、レベル34の譜面がつながらないのは
最早呪いと言ってもいいでしょう。(実際身の回りでそういった意見を何度も聞いていました。)

潜在意識があまりにも先行するが故に、単純に地力をどれだけ積み重ねても、ミスしてしまう点が知力不足との違いと思っています。
正直なところ人の個性による部分もあるのではとも思っているので、あまり気にしてない人のほうが多いのかもしれません。


2.自分がどういった形で呪われたのか?

粘着のし過ぎで潜在意識が先行し、譜面がより難しく見えるようになってしまった
というのが原因ではないかと考えています。

実際のところ、スウェディッシュHは絶対に正規でクリアするぞ!!!!!と勢いこんだ挙句、
結局レベル42あたりがクリアできていても全くクリアできる予兆はなく、そもそも相当苦手な譜面でした。

結局初クリアはミラーをつけて粘着し、なんとかクリアといった具合でした。
ちなみにレベル44ができたあたりでなんとなくプレイして正規クリアを達成しています。

もともと緊張しやすいタイプなのか、肝心なところでこぼす性格なので、
呪われている部分を克服しても、今度は別の場所で呪われるということの繰り返しでした。
実際には克服できてなかったんだろうなぁ。何が苦手なのかも分かってなかったし。

 

3.何が功を奏してスウェディッシュHをフルコンできたか?


プレイした結果に対して分析し、
  
いろいろな策を絶対につながるという自信をもって試した

自信をもつという点が自分には一番効果的でした。
できないかも・・・またBAD3かな・・・という不安に駆られながらいままで
粘着していたわけですが、
IIDXのDP(以下DP)をプレイし初めてからその意識が大きく変わることになります。

今まではなんとなく音ゲーをプレイしていて、あまり結果に対して分析しても、効果は感じられませんでした。
分析できてもせいぜいこれは呪われる!というのを察知してプレイするのをやめるくらいでした。

DPでは対処療法的ではあるものの、例えば1+4のような桂馬推しが含まれている
譜面で躓いたときは、似たような譜面をプレイしてみるという対策を繰り返すなど、
トライ&エラーの効果が出やすかったように思います。
SPと比べてミスした場所がわかりやすかったりするんだろうか。

それもあってか、ピンポイントに対策を打てば何か効果はあるはず!という信念、結果を分析する力、
そして結果が少しでも見えた時に絶対につなげるよう意識する癖をDPで培うことができました。

今回つないだプレイも、何度かプレイをしていたのですが、
呪われているトリル部分だけでなく、24分の部分をすべてあんみつで取ってみてかすかに手ごたえを感じます。
これはいけるかも・・・    ではだめだという意識がその時自分の中にありました。


イケる!!!つなげる!!!!絶対につなげる!!!!と自己暗示する。




呪われた箇所の後はとにかく盲目にならないよう、落ち着いてプレイする。 
呪いから脱することができたという喜びに引っ張られないよう、集中する。
かつ自信は盲目にならない程度に持って、とにかく。つなぐ。絶対につなぐという意識を持つ。


分析力を高めていったというのもありますが、自信を持つということが
一番効きました。多分これから音ゲーしていく中でもそれ以外でも大事なんだろうな。

 

 

人生過ごしてきた今までの全てがうまくいかなかった訳ではないのですが、
じゃあ手ごたえがあって成功したのか?といわれるとそういう訳ではありませんでした。
就活だって卒論だって進学だって仕事だって。

けれども。

 

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この画面にそのすべてが救われました。

失敗から何かを学ぶことのほうが多いのですが、
成功から何か学ぶことはできないだろうか?と思い、振り返ってみたのですが、
「自信を持ちなさい」ということでした。


自分に足りていないものは何だったのかをぐるぐると考えながらこれまで生きていましたが。
とてもいいとは言えない容姿と、なかなか向上しない能力に「自信をもって!」と言われながら生きてきましたが。



すべてにおいて足りないものはいやはやそういうことでした。


ポップンミュージック20周年おめでとうございます。
20周年の節目で、このゲームを通じて自分の殻を破ることができました。

高々ゲームと言われ続けた時代に生まれた自分ですが、まさかそうしたゲームから
こうした形でアンサーをもらう日が来るとは思ってもいませんでした。
リゼットよ、気づかせてくれてありがとう。今でもずっと好きでいて本当によかったです。

本当にこのゲーム続けててよかったと思うし、
今だってポップンもリゼットもリゼット通じて知ったスウェーデンも大好きです。
ポップンを通じて知り合った嫁もいて、このゲームからたくさんの何かをもらっています。


Twitterを通じてスウェディッシュH格闘記に9年間見守ってくださった方々、本当にありがとうございます。
色々な諸事情があって自分からつぶやくのをやめると言っておきながら、
覚えていてくださった方々が何人もいらっしゃること、とてもうれしく思います。




 

 

最後に、もう少し余韻に浸りたいので連休最後の今日でも、
その後でもぜひスウェディッシュHプレイしてください。まだ残ってます。
レベル34に。
熱帯はないけれど、今の僕ならナイフを持った少年の如く何にでも勝てる気がするので。